間質性肺炎の原因特定
間質性肺炎とはどのようなものでしょうか。気管支が20回以上枝分かれした先にブドウ状の肺胞があり、その壁を間質といいます。間質性肺炎では、その壁が壊され繊維化が起こります。肺は、酸素を空気中から血液に取り込んで二酸化炭素を血液から空気中に出す、ガス交換という働きをしていますが、間質性肺炎ではこの働きに支障をきたし、呼吸困難などの症状が出るものです。
一方、通常の肺炎は、肺胞部分に炎症が出るものです。そこが普通の肺炎と間質性肺炎の大きな違いです。間質性肺炎の原因は多岐に及びます。膠原病、薬剤、過敏性肺臓炎、じん肺など、多様です。ですが、中には原因不明の間質性肺炎もあり、特にこれを特発性間質性肺炎と呼びます。特発性間質性肺炎も、病理組織から7種類に分類されています。興味のある方は検索してみてください。
治療法は、原因のわかっている場合それから遠ざかる事、また特発性間質性肺炎の場合はステロイド剤や免疫抑制剤が効果のある事が多いようです。もちろん、咳止め等の対症療法なども大切です。呼吸困難に対しては、在宅酸素療法という方法があります。自宅で、酸素ボンベを吸い続けるものです。もちろん、保険の適応もなされていますので、安心して治療に専念して下さい。薬剤性間質性肺炎などもあるので、まずは、しっかりと原因を突き止めることが大事です。
